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キイチゴで地域活性 大学・企業・農家が連携しブランド力アップを  /秋田

2025年02月20日 19時18分

県産キイチゴのブランド力向上に向けた取り組みが広がりを見せるなか、さらなるステップアップに向け大学・農家・企業が意見を交わしました。

甘い香りを漂わせカラフルな見た目が印象的なクッキーの詰め合わせ。全国展開する高級菓子ブランド「くら吉」の商品で、県産のキイチゴが使われています。「くら吉」を運営する会社「ゆう幸」と県立大学、キイチゴを生産する7軒の農家は生産体制の確立やブランド力の向上に向け、2022年に連携協定を結び取り組みを進めてきました。契約農家が栽培し、くら吉の商品に使われているキイチゴの量は年々増加していて、関連商品の売り上げもアップしています。この取り組み自体は順調に進んでいますが、去年・おととしと記録的な猛暑や水害に見舞われ、キイチゴの生産量は落ち込みました。栽培指導にあたる県立大学では、キイチゴは冷凍保存ができ栽培時期を問わないことから暑い時期を避けた栽培も検討しているということです。