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秋田・鹿角市長パワハラ問題 職員に対し「ビルから飛び降りたり」と発言も 第三者委が12件認定の報告書

2025年01月24日 18時58分

秋田・鹿角市の関厚市長のパワハラ問題を巡り、第三者調査委員会は24日、12件のパワハラを認定する調査報告書を提出しました。

第三者委員会は去年10月に設けられ、すべての市職員を対象にしたアンケートや聞き取りの結果12件がパワハラにあたるとする調査結果報告書を提出しました。
具体的には、おととし9月十和田図書館建設工事にあたり一括発注を行った職員に対し、違法性がないにも関わらず「談合未遂にあたり主犯は職員なので警察に相談に行く」と発言したことや、別の職員に対し「こういうとき霞が関では誰かが責任を感じてJRに飛び込んだりビルの上から飛び降りたりする」などといった発言があったことが認められました。
進退について問われた関市長は「責任の取り方を考えている」と話し、今年6月に予定されている市長選への立候補についても明言しませんでした。
報告書は市のホームページで公開されていて、27日に開かれる市議会の全員協議会でも報告される予定です。